ブルーロック
最近ちらほらいい評価が聞こえてくるので試しに見てみたら・・・虜になってしまった
なので最近よく読んでいるビジネス本をなぞらえて感想を書いてみようと思う
300人から一人のストライカーを生み出す
これはアメリカにはGAFAMという強力な企業がある。アメリカの経済指標であるSP500はこれらの企業が大きく貢献し、これらの企業を抜いた場合、2倍どまりの成長率だとかなんとか・・・
対して日本にはそのような強力な企業がない。世間一般的にはトヨタや、ファーストリテイリング(ユニクロ)、ソフトバンクのような企業があると思われるが、グローバル視点ではまだまだ上がおり、強力な企業の誕生により、日本の成長率の上昇(賃金の上昇など)を求められる声もある
自分の武器
今の日本は年功序列が崩壊しつつあり、特化したスキルが求められている。
例えば、家事がまったくできないが、プログラミングが得意
文章を書くことが苦手だが、コミュニケーション能力が高い
運動能力はないが、絵だけはだれよりもうまい
すべてのことができる必要はなく、苦手はだれかに頼り、得意なことをただひたすらに伸ばす。それが成功することに大きく関係すると、多くの本では言われている。
掛け算
バスケットボールでピポットターンというものがある。
軸足を固定し、もう片方の足をいろいろな方向に動かすことだ。
主人公は空間認識能力という武器を持ち、それを生かすためにはさらにどんなことが必要か、考え抜きダイレクトシュートだと考え実行する。
これは現在のキャリアアップにも通ずる。片足は自動車業界に置き、営業から企画に行く。
そして企画に軸足を置いたまま、IT業界に行くなど、片足を置いたまま、より稼げる業界、業種に移動することで年収をあげていく
適応能力
ダーウィンは言った。変化に対応できる種が生き残るのだと。
現代は様々なものが恐るべきスピードで進化している。
昔は車がなかったので、移動には時間がかかっていたし、電話もなかったから連絡もままならなかった
支払いをするのにも手形、小切手こそあったが、多くのものは現金を持ち歩く必要があったし、文章もいちいち手書きの必要があった。
飛行機、スマホ、PC、様々な道具が発明されそれらを有効利用する必要性が生まれている。
それらを有効利用できない人から脱落していく世の中になってしまっている
食って食い返す
化学反応を起こす、と作中ではいっているがこれは松下幸之助のやっていた「よそさんの商品を徹底的に研究し、一つ二つ足せばよい」ということに近いだろう。
昔は松下電機を真似した電機と揶揄をした人もいたらしいが、今でも残っているのはパナソニックだ
作中では主人公は同じく凡才のオフザボールの動きを自身に取り入れ勝利をもぎ取ることができた。
これは今あるものの組み合わせで新しい、もしくはより良いものを作ることができるということを述べているのだろう
PCと電話を組み合わせてスマホが誕生したし、車輪とエンジンを組み合わせ自動車ができた。
これから先も何かを組み合わせて新たなものが誕生し、さらにまたその何かを組み合わせて・・・といったことがつづくのではないだろうか・・・
ちなみに、私個人としてはリベ大で紹介されていた鶏肉+プロテインのトリテインという商品が気になっている。健康ブームにも乗っかっておりこれからますます売れそう
総評
ビジネス本を読んでいるからか、こんな視点になってしまったが、まだまだ、ほかにもノーペインノーゲインの法則やさまざまな心理学で使われる手法などがまざっており、ただのサッカー漫画という視点以外でも面白いのでぜひとも見てほしい
ちなみに、キャプテン翼のオマージュ的なキャラもいるのでおっさん世代は心に来るシーンもあるよw
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